80年代にフランス映画で「
なまいきシャルロット」ってのがあって、
ポスタ―を飾ってる主人公の女の子が
可愛かったの覚えてた。
その昔前だと
ソフィ―・マルソ―とかね。当時、フランス映画のイメ―ジって子供のワシにはちょっと大人な雰囲気で、エロぽい感じがして・・。
映画館に観に行くまでの勇気が無かったな。
でもまあ、その頃は
角川映画全盛時代で「
薬師丸ひろ子」に夢中でそちらまで手が回らなかったという理由もありましたが・・。
で、話は戻って「なまいきシャルロット」の主人公を演じた
「
シャルロット・ゲンズブ―ル」
ワシのもっとも
好きな映画監督の一人
「
パトリス・ルコント」の作品に出演しておりました。
「
フェリックスとローラ」2000年制作。見逃してました・・あちゃ!
くさいセリフのオンパレ―ドでしたが、いいね、旨いね、素敵だね。
「
思い出は美しすぎる。溺れるなよ。」
こんなの言えないよ〜っつうの!
フェリックスとその仲間達との触れ合いと、
ローラのキャラ。
移動遊園地って設定もよかった。
オーティス・レディングの「お前を離さない」が流れて二人で踊るシーンがあるんだけど、まあ、実際クサイすっよ。歌詞も字幕で流れますが、もろ男の心情を伝えていて説明チックな感じなんだけど、ルコントがやる事だと許せちゃう。
シャルロット・ゲンズブ―ル演じるロ―ラの危うさもシーンの中で、
興味引かれる設定だったなぁ。
この女優さん派手さはないけど、そこがいいなぁ〜。
特に
後姿ね。
いい女優は後姿で決まるのね。
観終わってみれば実はどこにでもありそうな恋愛話ではあるんだけど、
それを2時間近く集中させて見せてしまう、
ルコント監督の力量が垣間見れる作品でした。やっぱ好きだわ、この人。
観てませんが、
シャルロット・ゲンズブ―ル主演作品で
その名も「
僕の妻はシャルロット・ゲンズブ―ル」ってのも発見。