もう1本。「
リリイ・シュシュのすべて」
岩井俊二監督
これも今回メンバ―の
松本さんのおススメ作品。
岩井俊二監督作品は
TVドラマ「FRIED DRAGON FISH」が最初。
1993年だから
12年前の作品になるけど
当時フジテレビの深夜枠で放送されたんだよね。私も偶然見るチャンスがありまして、今までにない、
日本人の監督ぽくない、なんか凄いの見ちゃったぞ―なる感覚がありまして、友達と盛り上がったのを覚えております。
で、決定打が「
スワロウテイル」映画館に3回足を運んだ作品であります。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」 「
PICNIC 」も観ましたね。
で今回私が観る岩井俊二監督5作品目が「
リリイ・シュシュのすべて」
正直「イタイ」映画でした。なんだろうなぁ切ないとか悲しいとかむなしいとかよく分からないモヤモヤ感といいますかね。
カッタ―であちこち切られているような・・痛いんだよね。
30歳越えた私が言うのもなんですけど・・。
岩井監督、
確信犯ですよね。これ影響されますよね。
10代の子供達はたぶん。その辺は意外と平気なのかなぁ・・今の十代の子達。私も歳を取っちゃいましたから、ちょっと心配になりますよね。「
インタ―ネット、音楽、イジメ、万引き、レイプ、売春、自殺、14歳。」
この辺りのキーワードはキツイよね。
なんだか景色が悲しくて、孤独でね。うちの田舎思い出すね。似てました。
あんな感じ。
グイグイ映像に引き込まれるけど。
「そんなつらい事しないで、いかないで、凧揚げしてればいいじゃん!」言いたくなっちゃうもんね。
ネットで調べたら、やっぱ「リリイ・シュシュ」について、
映画と同じ設定が続けられていたね。
でもきっと必要なのかもね。
「救いの手」であることを望みます。