ブル―ハーツの名曲「
リンダリンダ」
簡単に言えば、この曲を文化祭で歌うまでを追った青春映画。
「
リンダリンダリンダ」
明るいノ―テンキな青春映画と思ってたら、予想に反して、
おとなし目の坦々と女子高生の日常を綴った話で、
不思議な感じの映画だった。皆どこか冷めてる様な子達ばかりなんだけど、実は根っこには熱いエネルギ―を内に秘めてる。監督の年齢がいくつか知らないけど、30歳越えたおっさんには今の10代、20代の子達がこんな感じに見える。そんな雰囲気を伝えてくれた映画だった。
ブル―ハ―ツと言えば俺に取って思い出深いバンドでね。
東京出て一人暮らしを始めた時に、まず一番やりたかったのが、
東京の
ライブハウスに行くって事だった。
でもまったくそんな情報なんて知らないし、どうしたらいんだろう?って思ってたら、TVで偶然見た神奈川TV(現TVK)「ミュージックトマトジャパン」
(あの当時(1986年)神奈川放送が中野で映ったのもは何故だろう?)
そこで
インディ―ズの無名バンドを紹介するコ―ナ―があり、ブル―ハ―ツがリンダリンダをライブハウスで唄ってる映像が流れてて・・で、
興奮したわけですよ。
この人達に会いたい!と。
デビュ―もしていないから曲を手に入れる事も出来ないし、
情報を得られる雑誌なんて全くなく。
困ってた時に、専門学校の友達が、
西新宿にはインディ―ズ系バンドのレコ―ドが手に入る場所がある。
というのを教えてくれた。
で、早速ブル―ハーツのレコ―ドを探し当てたんだけど、まだソロで出せてなくて、4つのバンドで作られた(1バンド3曲)オムニバスアルバムだけだった。それでも、
ウフォウフォ状態の俺に、更に
ウフォウフォの出来事が!
店のボードに張られた
ザ・ブル―ハーツのライブ告知!!
目黒「鹿鳴館」でライブ!
目黒に鹿鳴館?
そんなライブハウスがあるとは勿論知らないっすよ。
しかし、東京での
初ライブハウス体験が
リンダリンダのあのバンドなら、
こりゃラッキ―!行くきゃね―!会いに行こう!って事で、まったくブル―ハ―ツを知らない友人を誘い、出向いた訳ですよ。
この続きはまた・・いつか・・・。